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大貫 敏彦; D.E.Robertson*
Materials Research Society Symposium Proceedings, Vol. 176, p.615 - 622, 1990/00
陰イオン性化学種として存在する放射性コバルトの地中移動を、液体廃棄物処分場から漏出した核種データを用いて検討した。陰イオン性化学種と他の化学種との間の相関係数が大きくなかったことから、化学種間の相互変換はなかったと判断できた。地下水中の濃度の時系列の相互相関を求めることから、陰イオン性化学種として存在するCoの移動速度を求め、遅延係数を算出した結果、19という値が得られ、陽イオンイオン種を対象とした従来の実験室内で得られた値よりも1200倍小さかった。また、地中の濃度分布から、陰イオン性化学種として存在するCoの移動は、2つの移動部分に分けられることが明らかとなった。